タイトルだけじゃ知り合い以外何を言ってるかわからないでしょうね。といっても知り合い以外のだれもこのブログを見ないでしょうが。
3G選手権は皆さんご存じのカーゲーム「グランツーリスモ5」を使って、私とほか友人MとK、2人の3人で週末に開催されています。1位に2ポイント、2位に1ポイント、3位は0ポイントというポイント制で、全7戦行い最もポイントが高かったものが優勝となるルールです。
第1戦はフェラーリの聖地モンツァで三菱・ランサーエボリューションXを使用して行われました。
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| フェラーリの聖地モンツァ |
GT5の中でも1,2を争うくらい好きなサーキット。2010年のアロンソはしびれましたね。そんな思い出を胸に挑んだ第1戦でした。結果だけを言うと1位K、2位M、3位ガースー。大変悔しかったです。特にMと私は試合前日になかなかにこのサーキットを走りこんだだけに悔しかったです。当初Kは下位に沈み3位が確定かと思いきや、ガースーとMが闘っている間にKが颯爽と横を通り過ぎ、ポールトゥーウィン。誰もが予想にしていなかったレースでした。
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| スタート直後の第1シケインはブレーキング位置が肝、あせると壁に直撃 |
第2戦は筑波サーキットでRX-7 FD3S
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| 小さなサーキットだけどレイアウトが非常に楽しいです |
3G選手権は前回のレースで3位だったものが次戦のコースと車を選びます。よって私がこのコースと車を選びました。前回負けたのが悔しかったので自分の大好きな車と、4から走りこんでいたこのサーキットを選びました。その結果なんとかコンマ3ほどの差でポールをもぎ取り、そのままポールトゥーウィンを飾ることができました。結果は1位ガースー、2位M、3位K。MとKは終盤まで熱い争いを繰り広げていました。ガースーは二人をよそに安全運転でマージンを保つことに集中し勝利。
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| アクセルオフで曲がるかブレーキを踏んで曲がるかで悩むダンロップコーナー |
第3戦はこちらは初代GTからある老舗コースの一つ、スペシャルステージ・ルート5でAEM S2000
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| 夜間の首都高速道路をモデルにした架空のサーキット、GTオリジナル |
夜間を舞台にしたサーキットで図の第3,4コーナーあたりがライトをつけていても見づらくて難しいセクションとなっています。走りこむほどに楽しくなっていたのを今でも覚えています。今思えばここの予選が全7戦でい一番面白い予選でしたね。この第3戦も前回と同じような展開でガースーのポールトゥーウィン。結果は1位ガースー、2位M、3位K。やっぱりMとKは終盤まで熱い争いを繰り広げていました。ここらへんからKはMからの突進にたいして恐怖感を露にしていました。F1を見ていても抜き方、抜かれ方でいろいろな問題が出てきます。こういう風にGT5で実際にレースをすることで自分もその問題がいかにナイーブかを理解することができます。どっちが悪いか、簡単に答えは出ませんね。これに関しては最終戦において大きな問題が発生します。
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| 暗くて先の見えない区間、美しい風景とは裏腹に暗闇に吸い込まれそうになる |
第4戦 オータムリンクでミニクーパーS
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| 中低速が主体のGTおなじみコースの一つ |
今までと違い車自体のスピードがガクンと落ちたのが特徴でした。私ガースーは前2戦において2連続ポールトゥーウィンを決め、意気揚揚とレースに挑んだのですが問題発生。あきらかに私だけがほか二人よりも別次元で遅かった。フリー走行、予選とずっとどうすれば速く走れるか考えていたのですが予選の結果は3番グリッド、決勝が始まっても前二人に徐々に離され全く相手にされませんでした。私をよそにKとMは熾烈な争いを続け、結果は1位K、2位M、3位ガースー。ここらへんからMの安定した2位から彼はウェバーと呼ばれだしました。
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| 2,3,4コーナーでいかにスピードを落とさずにいけるか |
第5戦 鈴鹿サーキットでNSX type R
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| 世界でも屈指のテクニカルコース 日本のNo.1サーキットと言えばやっぱり鈴鹿でしょう |
前回の結果に悔しい思いをした私は第5戦に好きなサーキットの一つである鈴鹿をチョイス。またKはこのサーキットを苦手としており自分有利にレースを進めれる自信がありました。予選ではポールを逃したものの鈴鹿では何が起きるかわからない。第5戦の詳細はKのブログ「
よろづぶろぐ」を参照のこと。
第6戦 グランバレー・スピードウェイでインプレッサセダン
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| GTシリーズおなじみのテクニカルコース 耐久レースでおなじみか? |
第6戦はGTシリーズおなじみのサーキットのひとつグランバレー・スピードウェイ。GT3、5で私は耐久レースで走りまくったのでよく覚えているサーキットでした。こちらの詳しい様子も「
よろづぶろぐ」参照のこと
そして戦いはもつれにもつれ遂に最終戦、ニュルブルクリンク・北コースでSLS AMG10
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| 言わずと知れた超ロングコース ニュル。グレーの部分が北コース |
3G選手権が始まる前は最終戦の頃には誰かが抜き出ているだろう、という予想がされていましたがあてにならずこの最終戦において3人全員が総合優勝の可能性がある超混戦となりました。ガースー7ポイント、K5ポイント、Mが6ポイント。3人が2ポイントの間でひしめき合っています。
予選は皆が1週目にタイヤを温存させ2週目で一発のタイム測定、予選ラップ中のドキドキは今でも覚えています。予選の結果はP.Pガースー、2番グリッドK、3番グリッドM。本音を言いますと、私はポールを取った時点でほぼ優勝を確信していました。コースアウトなどを気を付けていればまず間違いなく勝てるだろうと。
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| 緊張のスタート直前 |
そして決勝開始直前、KがMの前でスタートすることにたいして不安を隠せない様子、「追突される」としきりにこぼしていました。緊張のレースが開始するやいなや第1コーナーの侵入で、Kの不安どおりKとMが接触、Kがペナルティーをもらうことに。この事態にKは激しく抗議、審議となり、決勝はいったん中断。
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| スタート直後、3代が縦一列に並ぶ |
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| MがKのイン側にノーズを差し込む |
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| そのままKの横腹に衝突 |
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| さらにKは衝突ペナルティー |
画像で見てみると1台分のスペースのないイン側にノーズを突っ込んでいるようにも見える。自分ならこの狭い第1コーナーで仕掛けたりはしないが、Mの気持ちはもちろんわかる。インに隙間が見えたらノーズを突っ込みたくなるのはしょうがない。
ポールポジションの私には後ろでどう争ってもらおうがたいして変わらないので再スタートすることに。しかしこの再スタートが大きく私の歯車を狂わせる。
もう一度ラウンジに戻り再スタートするのですが、レギュレーションを少しいじくったのを忘れて私はタイヤをハードタイヤのままでスタートしてしまう。それに気づいたのはスタート直後、明らかに他二人とスタートのスピードが違う、「これはもしや…」気づいた時にはもう遅い。ソフトタイヤのつもりのスピードでコーナーに進入、当然曲がれず壁に激突。颯爽と抜けていく二人。その後、あきらめずに追いかけるが各セクターごとにトップに1秒ずつ置いて行かれる始末。スタートした時点でこのレース私の負けは決まっていました。その後Kがミスすることなくそのままゴール。結果なんと3人が同ポイント。
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| ポイントの推移、3人同ポイントで全7戦が終了 |
この場合F1で行われるように、優勝回数が多いほうが優勝となる。優勝回数が一番少ないMがここで脱落。しかし私とKは1位、2位、3位すべて同じ回数である。ここまで拮抗するとは…
ということでこのままコースを変えず私とKのプレーオフ。予選から二人きりで行いました。この予選私はいまいち記憶がありません。直前のレースの欝憤をここですべてまき散らかしていました。その甲斐あってかなんとかP.Pを獲得。いよいよ本当のチャンピオンが決定します。
このレース私は心底楽しかった。Kと私ガースーは大きく離れることもなく拮抗したレースを終始行いました。やはり緊張があるのかお互い予選のような走りができずコース外に飛び出すこともしばしば。しかしお互いに全力を出し切り最終コーナーまでどうなるかわからないほんとに楽しいレースでした。結果は…
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| やったぜぇぇぇ!! |
なんとか無事にプレーオフを征したわたくしガースーが3G選手権の初代チャンピオンとなりました!いやーほんとにうれしかったですよ。こんな仲間内のレースでこんなに楽しいんですから今年のベッテルは失禁するほどうれしかったのでしょう。
K,M,お疲れ様でした。約2カ月に及ぶ熾烈な戦い本当に楽しかった。しかしすでに第2シーズンが動き始めています。ディフェンディングチャンピオンとして挑む第2シーズン楽しみしょうがないですな!
さて、今回はかなり仲間内の話題になってしまいました。申し訳ない。しかしGT5とネット環境があれば今回の私たちのような楽しみ方も生まれてきます。ぜひ友達がGT5を持っている方は独自のグランプリを開催して楽しんでみてください。
それではまた次回